やわらかく、あたたかみのある音色。 長い残響音が特徴的な『砂張おりん』です。 「砂張」とは、銅と錫の合金で、「佐波理」とも書きます。 とてもよい音がするため、古くより鐘などの鳴り物に使われてきました。 その歴史は古く、正倉院の御物の中にも水瓶・皿など 数多くの僧具や仏具が納められているそうです。 また、別名「響銅」と呼ばれるほど音色がよく、 銅鑼や御鈴はもちろん、風鈴にしたときの音も絶妙だそうです。 ただし、精製は極めてむずかしく、 金属鋳物の中でも最も高度な技術が必要といわれており、 砂張製品は大変希少なものとなっております。 こちらは、すずなりの赤です。 漆のような上品で美しいお色です。 どの仏具とも合わせやすく、 お仏壇だけでなく、リビングや洋室に置いていただいてもなじみます。 サイズは 2.0寸です。 りんの直径が約6ｃｍ、高さが4.3ｃｍです。 すずなりりん・りん台・りん棒のセットです。 錫（スズ）を多く含ませた音色のよい国産高岡のおりんです。 錫を多く含ませる事により、硬くそして音色が良くなりますが 脆くなる欠点があり、精製には非常に高度な鋳物技術が必要で 砂張製品は大変希少となっております。 職人の高度な技術により作られた「沙張」のおりんは、 澄んだ音色で鳴り響き、コーンと抜けるような深みのある音です。 押し寄せる波のような、長い余韻の中に独特の揺らぎを感じ、 心安らぐ音色です。 すずなりりんの赤は、 1.8寸・2.0寸の2種類をご用意しております。 りんのサイズによって、音色も異なります。 長い余韻で鳴り響くおりんの音をわかっていただけたでしょうか？ 実際の音はこちらの動画よりもずっときれいな音です。 ほんものの音をお届けできないのが残念ではありますが、 実際にこちらの製品を手をし、音を聞いていただくと この感動をわかっていただけると思います。 きらきらと光る星が散りばめられたような輝きで 光沢感があり、とても美しいりん台です。 フチの金色が、全体を引き締め、高級感があります。 りん台の中央部分は、合皮仕様となっており、 りんを置いたときにずれることがありません。 スタイリッシュなデザインのりん棒は、 立てて置くことができます。 場所を取らず、転がり落ちることもありません。 高岡銅器で知られる仏具の名産地で、 鋳造砂張は無形文化財です。 「砂張りん すずなり」は、安心の国産の仏具です。 すずなりりんは、赤だけでなく黒もございます。 （黒は、1.8寸と2.0寸と2.3寸の3種類です。） 全バリエーションは下記の通りです。 色・サイズをお選びいただけると幸いです。 すずなり［黒］ 1.8寸 すずなり［黒］2.0寸 すずなり［黒］2.3寸 すずなり［赤］ 1.8寸 すずなり［赤］2.0寸 心落ち着く音色と伝統工芸品ならではの高級の国産仏具。 長くお使いいただくものですので、 こだわりのこちらの一品をお選びいただきたいです。 ご贈答品としてもおすすめいたします。 包装熨斗ご希望の方は、備考欄にてご記入お願いいたします。